ふるさと納税詐欺サイトに注意！騙されないために気を付けることまとめ

こんにちは、はるたろです。

12月になり、今年分のふるさと納税ができる期間もあとわずかとなりました。

※ふるさと納税は12月31日までに入金されたものが、本年度の納税対象になります。そのため、12月中に申し込んでいても、入金が1月1日以降の場合、来年度の納税になるので注意してください。

12月は駆け込みでふるさと納税する人も多いと思いますが、そんな人たちを狙った悪質な詐欺サイトが出てきているそうです。

このような詐欺サイトに騙されないために、注意点をまとめたので参考にしてください。

ふるさと納税詐欺サイトによる被害
ふるさと納税詐欺サイトの手口
詐欺に遭わないために注意すること
まとめ：ふるさと納税詐欺サイトに騙されないために

ふるさと納税詐欺サイトによる被害

報道によると、福岡県古賀市や北海道三笠市などの自治体を名乗り、寄付金をだまし取る詐欺サイトが乱立されているそうです。

福岡県内では12市町村の詐欺サイトが確認されており、嘉麻市では7200円の寄付をしたものの、返礼品が届かないという被害も報告され、県警が詐欺事件として捜査を開始しています。

また、サイトに記載されている運営業者の住所に尋ねても、会社は実在しておらず、電話番号も使用されていなかったそうです。

ふるさと納税詐欺サイトの手口

※画像はふるさと納税詐欺サイト

ふるさと納税詐欺サイトは、実際の自治体が用意している本物のサイトと同じ画像などを使用し、立ち上げられています。

そのため、本物か偽物か区別することが非常に難しくなっています。

また、誤ってふるさと納税詐欺サイトからふるさと納税を申し込んでしまった場合、大きく分けて3つのパターンの被害に遭うことが想定されます。

パターン①：いつまで待っても返礼品が届かない。

パターン②：返礼品は届くが、税金の控除が受けられない。

パターン③：住所や連絡先、クレジットカード情報などを悪用される。

パターン①のケースが最も多いと考えられますが、パターン②、③の被害に遭ってしまった場合、被害に遭ったことに非常に気付きにくいです。

その理由は、下記のようになります。

パターン②の場合：実際のふるさと納税では、税金控除を受けられるのは来年で、その時期になると自治体から税金控除の通知が来ます。そのため、詐欺サイトで申し込んでしまっても返礼品は届いており、税金控除の通知は来年なので、正しく税金控除されているか確認しない可能性が高いです。

パターン③の場合：クレジットカードで身に覚えのない買い物があればさすがに気付くと思いますが、住所や連絡先などの個人情報が悪用される場合、闇サイトで売られるというケースが多いです。闇サイトで売られた個人情報は、偽の身分証明やアカウントの乗っ取りなどに使用されます。そのため、ほとんどの場合、本人は個人情報が悪用されていることに気付きません。